PC-9801vmをなんとか起動した話
お久しぶりです。山田ハヤオです。
2023年の夏にRyzen 9 7900Xでマシンを組んで以降、ジャンクでコスパ良いPCを探すモチベがめっきりなくなってしまいました。 (といいつつも今月すでに8~11世代のPCを3台ほど購入しているのですが)
そんなわけで時代に逆行しようということで、DOS時代のPCに手を出し始めました。
運良く知り合いにその時代に詳しい方が複数人いらっしゃったので、色々と過去の知恵を参考にしながら情報と部品を収集しています。
PC-9821Nsを入手した
きっかけは2023年11月の(個人的に勝手に伝説だと思っている)Misskeyエンカ。たまたま入った秋葉原の店でPC-9821Nsを発見し衝動買い。
そのまま家に持ち帰りアダプタを購入するも、内部が死んでいるようで電源がつかず。
個人的にはヒューズかコンデンサを睨んでおり近々修理予定だったり。PCプラスさんが98用DOS/vのインストールディスクを貸してくれるとのことで、起動が楽しみです。
PC-9801vmを2台貰った
大学のサークルが部室を移動するということで、部室においてあったPC-9801vmを貰いました。
様々なケーブルやモニター、キーボードもセットになっていたものの、他の部員のミスでケーブル類を処分してしまい本体とキーボードのみ入手。
モニターは電源を入れても起動しなかったので引き取りませんでした。
ディスプレイ探しの旅
PC-9801シリーズは映像出力にかなり制限があります。4:3比率なのは当然ですが、PC-9801の場合は水平同期周波数が24.3kHzの必要があります。
端子も独自のものなので、VGAへの変換アダプタを探す必要がありました。
運いつもお世話になっているPCプラスさんに譲ってもらい、変換アダプタを入手しました。
ジャンクコーナーの一番上に置いてあったのを見つけたときには何か運命的なものを感じずにはいられませんでした。
更に、水平同期周波数の問題も偶然的に解決。人生で初めて買ったモニターのSHARP BL-T15G4-Hが対応しているという胸アツ展開。
捨てなくてよかったと本当に思いました。
ROM Basic起動
PC-98の頃にはマザーボードにBASICのインタプリタが内蔵されているので、OSがなくても最低限のBASICのプログラムは起動することはできます。
ということで、BASICインタプリタです。
流石に嬉しすぎました。
今後の課題
PC-9801vmは5インチフロッピーしか無いため、ドライブやディスクの入手性が非常に低い代物です。
とある親の知人から有り難く5インチフロッピーを頂いたので、その書き込みと読み取りのテストを行います。
最終的な理想では9801vm用の外付け3.5インチフロッピードライブを入手できれば一番なんですが、そんな物が現存しているのだろうか。
もしかしたら3.5インチのPC-9801をジャンクで探したほうが良いんじゃないかとも思いつつある今日です。
昨日、コンパクトフラッシュをIDEに変換してHDDとして運用するという知見を教えてもらったので、そのための準備も進めていきたいところ。
最終目標
最終的な目標は自宅の一角にPC-98やJ-3100GT等のレトロPCのコーナーを作ることです。東方旧作の体験版とか実機で遊べたらいいな。
どうやらCバスでRJ-45ポートを増設してLANでTCP/IPの通信ができるようなので、ウェブサイトを構築してデプロイするのも面白いかもしれない。
98用のハードウェアMIDI音源やFM音源も購入しないといけないのでまだまだ先は長そう。
メモ
自己紹介ページのProjectsがバグってるので直すこと